[外壁コーキングの役割]
コーキングとは、充填剤を入れ、壁と壁の隙間を埋めることを言います。
外壁の目地等にコーキングをすることで、建物内に侵入する雨水などを防ぐ効果や、建物が揺れた時に外
壁のズレやひび割れを和らげることができます。
では、どんな外壁材に使用されるのでしょうか?
主に、サイディングやALCパネルなどの貼り合わせてある外壁材に使用されます。モルタルの外壁材では、隙間がほとんどないためコーキングがない場合が多いですが、ひび割れ補修などで使用することもあります。
コーキングの交換時期のサインはいくつかあります。
1つ目は、「ひび割れ」です。コーキング剤はゴムのような弾力性のあるものです。長い間紫外線に晒されていると、その弾力性を失ってしまいます。
2つ目は、「肉やせ」です。コーキング剤には可塑剤というものが含まれます。劣化が進むと、可塑剤が溶けてしまい、肉やせの原因になります。
[施工方法]
コーキング工事では主に、打ち替え工法と増し打ち工法があります。
既存のコーキングの劣化具合でどちらにするのかを判断します。
打ち替え工法は、既存のコーキング撤去が必要となり、材料も目地の深さ分多く必要となりますので、費用的に上がります。
増し打ち工法は、既存のコーキングの上から打つ工法であるため、既存のコーキングの弾力具合や密着度によって増し打ち工法も可能かの判断になります。費用的には打ち替え工法の2/3くらいになります。
打ち替え工法
①既存コーキングの撤去・・・カッター等で劣化したコーキング部分を綺麗に剥がします。その後、周りについた埃やゴミを刷毛などで払います。
②清掃・・・コーキングを流し込む箇所を清掃します。
③養生・・・施工箇所以外の所にコーキングが付かないように養生テープを貼ります。これを怠ると、まっすぐな線を作れず汚くなってしまいます。
④プライマー塗布・・・プライマーと呼ばれる下塗り材を施工箇所に塗っていきます。これをすることで、コーキングの密着性が上がります。
⑤コーキング剤充填・・・施工箇所にコーキング剤を流し込みます。コーキング剤は中に隙間ができないように多めに充填します。
⑥ヘラ均し・・・充填後、綺麗に整えるため、はみ出した部分などをヘラで均します。均す時は、しっかり中に入り込むように行います。
⑦養生テープ撤去・・・コーキング剤が乾く前に綺麗にテープを剝がします。乾いた後で剥がしてしまうと、綺麗に剥がれなくなります。
増し打ち工法
①の既存コーキング撤去の工程がなく、違いは既存撤去がないだけとなりその他は同じ工程です。
以上がコーキングの施工方法となります。
コーキングの重要度がわかりにくいかと思いますが、コーキングは、雨等から建物内部に侵入するのを防ぐとても重要な工事です。
足場を建てて工事を行う外壁塗装の塗替えの際には、コーキング工事も一緒に行うことをおススメします。
ペイントホームズ八幡店は皆様の様々なお悩みにご対応させていただきます。北九州市の外壁塗装や屋根塗装、防水工事はペイントホームズ八幡店へ。
高品質な外壁塗装を低価格でご提案いたします。
外壁塗装、屋根塗装をご検討中のお客様、まずは無料見積りをお気軽にご依頼ください。