外壁塗料の「艶有」と「艶なし」のメリット・デメリット

本日は外壁塗料の艶有・艶なしについてお話しようと思います。

【艶有】

光沢感があり、表面はツヤツヤした仕上がりになります。艶でコーティングされるため、汚れが付きにくい特徴を持っています。また、耐用年数が艶なしより高いこともメリットです。ただ、艶有の場合は色選びがとても大切です。艶感は新築のような仕上がりにしてくれますが、色選びを失敗すると、艶が濃く出てしまい、外観に安っぽさが出てしまいます。艶有であれば、明るめの色をおすすめします。

【艶なし】 

マットな仕上がりで、モダンな落ち着いた外観になります。和風の家やモルタルに向いています。しかし、艶感がないので、汚れが付きやすいです。艶なしで塗装する時はできるだけ耐久性のいい塗料を選びましょう。また、艶なしは塗料の種類によってできない場合もあります。艶有より塗料のレパートリーが少ないのもデメリットです。

艶には、種類があります。艶感の強い「艶有」、少し艶感を抑えた「7分艶」、50%の艶を抑えた「5分艶」、微かに艶感のある「3分艶」です。どの程度の艶感がほしいのか、もしくは、どこまで艶を抑えたいのかでご自身にあった塗料を見つけてみてください。