塗装が10年ごとに必要な理由とは?

外壁や屋根の塗装は行っていますか?塗装時期を誤ると思いもよらない出費が発生してしまうことがあります。

●補修の追加工事

塗装だけでは補えない劣化があると、補修工事を行わなければなりません。劣化が激しい場合は交換しなければならないこともあります。交換となると、物の代金もかかってくるので、高くついてしまうケースがあります。「補修工事がなければ、100万で済んだ工事が130万かかってしまった」なんてことも少なくありません。

●防水対策

ベランダやバルコニーも外壁や屋根と同じように劣化します。雨の侵入を防ぐための防水効果も築10年以上たてば、劣化します。もしそのまま放っておくと表面の保護(トップコート)だけで済んだものが防水層からやり直さなければいけなくなり、予想の倍くらいの出費がでてしまう可能性があります。

このように、塗装のタイミングを間違えると思いがけないトラブルが発生します。では、どのタイミングで塗装すればいいのでしょうか?

よく言われているのは、「10年に1度」です。これは建物の素材や環境によって異なります。だいたいお家が建ってから10年経つと、点検の案内がホームメーカーから届きます。それが、最初の塗装のタイミングです。「まだ綺麗」と思っていても、築10年を過ぎたお家は、少しずつ劣化しています。自分では確認できない箇所などもありますので、専門の業者に建物の劣化診断を依頼されるといいと思います。大きなトラブルが発生する前に、外壁・屋根の塗装を検討しましょう。