1液型塗料と2液型塗料の違いと塗装できる外壁材の種類について

塗料で1液型と2液型という言葉を聞いたことがありますか?

1液型とは、主剤と希釈剤(水かシンナー)を混ぜた塗料で、2液型とは、主剤と希釈剤と硬化剤を混ぜた塗料のことを指します。

それぞれの違いについて

1液型・・・主剤と希釈剤を混ぜたものですが、硬化剤が入っていないわけではありません。主剤の中にもともと硬化剤が含まれているので、混ぜる必要がないのです。使いやすく、硬化剤を混ぜる手間が省けます。硬化剤を混ぜなくていい塗料なので、翌日塗装する時も同じ塗料を使用することができます。

2液型・・・主剤と硬化剤の2缶必要になります。混ぜる工程が増えるため、手間がかかります。価格も1液型と比べると高いです。しかし、耐久性はとても高く、密着性にも優れています。また、塗装できる素材の広範囲です。

1液型の塗装できる素材の範囲

サイディング、モルタル、木造、コンクリート

2液型の塗装できる素材の範囲

サイディング、モルタル、木造、コンクリート、ALC、鉄部

1液型塗料にも硬化剤を入れれば、耐久性が上がると思っている方もいるかもしれませんが、1液型塗料に硬化剤を入れることはできません。反対に、2液型塗料に硬化剤を入れずに使用すると、密着性がないため、塗装してもすぐに剥がれてしまいます。

もしDIYなどご自身で塗装される時は、ぜひ参考にしてください。